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執筆者の写真Kazumi Osawa

10月

朝夕涼しく空が高い。


散歩の途中、金木犀と銀木犀を両方見つけた。

よい香りのする小さい花は完璧な形をしていて、

見た目の質感はケーキの上に載せるマジパンの飾りみたいだった。

急に足早になった季節に戸惑いながらも、

セーターに袖を通す瞬間はいつも嬉しい。

ただお店では よくトゲや枝に引っかかっています。


どんどん遠くなっていくのが寂しくなる時があるけれど、

そんな時は 後ろを振り返りながら、これからの季節の事を考えています。



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